社団法人設立への思い

現在、日本政府が提唱している「働き方改革」は、残業制限、生産性向上、効率アップなど「業務の効率化」「労働時間の短縮」が主眼となっております。 「業務の効率化」の達成と同じく、有効な休日の使い方が個人の生きがい・家庭の幸福・企業の繁栄の基となります。

「資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一が「論語と算盤」と言われております。従来はソロバン中心の会社経営がスタンダードでありましたが、これからはソロバンに加えて論語、いわゆる社員の人生をも熟慮した企業経営が必要となります。

また、新卒内定者の辞退、定着性の問題等、今までとは違う人事問題も多く生じております。このような社会環境を踏まえ、このたび、一般社団法人3KM生涯幸福設計実践塾を設立いたしました。

個人、家庭、会社の頭文字をとった「3K」と、一人ひとりが目標(マーク)を持ち、それを管理(マネジメント)し、実現に向けた意欲(モチベーション)を引き出す「M」を合わせて「3KM」と名付けた本プログラムでは、まず、古今東西の成功者事例に共通するものの見方や考え方を学びます。

次に個人として、家庭人として、企業人としての目標を設定し、自分が望む姿とその行動計画を立てます。 「個人」は社会・友人・住まい・財産・健康・心・趣味・教養・自己啓発・資格、「家庭」は先祖・親・配偶者・家族全員・子ども・兄弟・ 親戚、「会社」は使命・業績・基本動作・専門分野・収入・地位等、一つひとつに自分の目標を設定し、専用の手帳に書き込み、それぞれの接点を最大公約数的に達成することを目的とした、まさに、生涯幸福の設計図となる教育プログラムです。

令和元年11月22日

一般社団法人3KM生涯幸福設計実践協会
創設者 土屋 公三